喜多方らーめん




会津若松城を見たあと、ラーメンを食べに喜多方まで。事前に口コミなどで調べてみたところ圧倒的に人気は「坂内食堂」でしたが、地元民ならではの人気店情報を信じて駅に到着後直行。駅を出て約10分ほど歩いたところ(近くに緑色の建物の病院があるのでそれを目印に)にそのお店はありました。

地元の人から愛される店

食堂「なまえ」。喜多方らーめんの人気店リストに3,4番手くらいに掲載されている店ですが、喜多方出身の人曰くここが一番ということでしたので迷わずここに決定。

店内はテーブルが3つしかなく(後で聞いたら2Fもあるらしい)配置をもう少し考えたらお客さんがもっと座れるのにと思いながらも運良く待たずに座ることができたのでまぁラッキーでした。ご年配の大将とその息子さんらしきお方2人で切り盛りしていましたが、食べながらなんとなく思ったのが、あえてこのテーブルの配置と客数だからうまくさばけてるのかなと。よくある体育会系的な厨房のラーメン屋と違い、マイペースな感じのお店のようなので。

多分、今まで食べたラーメンで一番美味かった! これなら毎日食べても飽きない。

とにかくスープが本当に優しくて、食後のあのラーメン特有の口に残る感覚が全くない、またスープもさることながら麺も自家製感がにじみ出る極太のちじれ麺で食感も最高に満足でした。 本当に美味かった! ラーメンを食べるためだけに喜多方に立ち寄って大正解でした! 教えてくれたEさん、ありがとう!!

今回はラーメンと一緒にチャーハンもオーダーしましたが、ひとくち食べて率直に感じた感想は、「味が薄い」ということです。 これは悪い意味ではなくて、あることを思い出させてくれた不思議な感覚でした。

というのも、私は以前仕事で中国に何年か住んでいたことがあり、赴任当初はメニューもよくわからないのでチャーハンをよく注文していましたが、その時に感じたことが「味が薄い、無い」でした。ただ単にその店のチャーハンの味付けが薄いのか、日本で慣れ親しんだチャーハンの味が濃いのか、たぶん、日本の味付けが濃いのだと思います。 日本人は知らず識らずのうちに濃い味付けに慣れてしまってそれが段々とエスカレートしているように思います。辛さもしかり。「なまえ」さんのチャーハンを食べて正直なところ物足りなさを感じましたが、中国で食べていたチャーハンの感覚とすごく似ていて、本来このくらいの味付けが正解なんだろうなと納得しながらいただきました。

食べログの口コミのコメントにも満州帰りの方が東北地方で開業している店が多いと書いていましたが、なるほど非常に納得です。

今回は、大満足な喜多方らーめんツアーでした。終わり。

会津若松城(鶴ヶ城)
記念すべき100名城ブログ第1号は会津若松城(鶴ヶ城)です。ずっと会津若松城と思っていましたが、正式名称は「若松城」のようです(日本城郭協会より)。 JR磐越西線(ばんえつさいせん)で郡山駅から約1時間で会津若松駅に到着。 会津若松駅からは...
error:
タイトルとURLをコピーしました