座席の予約
予約の成立は、航空会社によって座席が確保された時点になります。よって、まだ座席が確定していないチェックイン前は予約が成立していないことになります。
- 航空会社の予約システムに座席が確保された時点で成立する(チェックイン)
- 運賃によっては予約の変更・取消が制限または禁止される場合がある(格安航空券)
- 座席予約のない未使用の航空券若しくはその用片、MCOまたはEMDを所持する旅客または航空券の発券を受けた予約を変更しようとする旅客は、予約について特に優先権はない
- 機内の特定の座席を予め指定できる場合がある(確定ではない)
- 事前通告なしに機材変更その他の理由で指定された座席を変更することがある
予約の取消し
航空会社は、独自の判断により、旅客の予約の全部または一部を取消すことができます。
- 指定された航空券発券期限までに航空券の発券を受けない場合
- 搭乗区間や搭乗日が同一の場合
- 搭乗日が同一で、搭乗区間が異なる場合(どちらも搭乗することが不可能)
- 予約のすべてに搭乗すると合理的に考えられないと会社が判断した場合(乗継が不可能)
- 旅客が会社に事前に通知することなく予約した航空便に搭乗しなかった場合
- 航空会社は前途予約を取り消し、または他の航空会社に対し前途予約に含まれる他の予約の取消を依頼することができる
- 旅客が他の航空会社に事前に通知することなく航空便に搭乗しなかった場合、他の航空会社の依頼に基づき、前途予約に含まれる会社便の予約を取り消すことができる
- 航空券の搭乗用片は最初から使用しなければならず、搭乗しなかった場合は次以降の搭乗用片は無効になる(前項「航空券(搭乗用片の使用順序)」を参照)
スケジュール
航空運送において、運航スケジュールはあらゆる事由(各国の政治状況、天候、災害など)によって常に変更されるので、このような規程が設けられています。
- 合理的な範囲内で、旅客又は手荷物を旅行日において有効なスケジュール通りに運送することに最大限の努力を払う
- 時刻表その他に表示されている時刻は、予定であって保証されたものではなく、また運送契約の一部を構成するものではない
- 運航予定は予告なしに変更されることがある
- 上記による結果、旅客またはその手荷物の他の便への接続に支障が生じても一切責任を負わない