海外旅行実務 出入国実務 「ホテル・飲食」


料金プランや食事、客室タイプなど、ホテル用語を解説していきます。実際に英語圏で使われているのか微妙なな用語もありますが、試験範囲ですのでひととおり目を通しておきましょう。

ホテル用語

1. 食事

Continental breakfast
(コンチネンタル)
トーストやロールとコーヒーまたは紅茶の簡単な朝食。たまご料理ハムやソーセージなどの温かい料理がなく、基本的に火を通さないメニュー。
シリアル、ハム、サラダ、ミルク、ヨーグルト、フルーツ、ドライフルーツなど。
American breakfast
(アメリカン)
Continental breakfastにオムレツや目玉焼きなどのたまご料理やハム・ベーコンなどの火を通した料理が加わった朝食。
English breakfast
(イングリッシュ)
American breakfastにさらに野菜料理や魚料理が加わったボリュームのある朝食。

2. 客室

Adjoining room
(アジョイニング)
隣り合う2つの部屋の内部に鍵付きのドアがあり、グループで宿泊する場合に鍵を開けて出入りすることが可能。また、施錠をすることにより、別々の宿泊客もそれぞれの部屋として利用可能。
Connecting room
(コネクティング)
隣り合わせの部屋を内側のコネクティングドアでつなげた続き部屋のこと。
German Twin
(ジャーマンツイン)
2つのシングルサイズのマットを1つのベッドに並べて使用するタイプ。
※Hollywood Twin
Duplex
(デュプレックス)
日本でいうメゾネットタイプの客室(上下階の構造の客室)
Penthouse
(ペントハウス)
ホテルの最上階に作られた非常に豪華なスイート
Suite room
(スイート)
リビング、キッチン、寝室などがセットになった客室。ペントハウスに次ぐ豪華な客室。

3. 宿泊料金

European Plan
(ヨーロピアン)
食事なし、客室のみの料金
Continental plan
(コンチネンタル)
朝食のみの料金 ※B&B(Bed & Breakfast)も同じ意味
Half Pension
(ハーフ・ペンション)
朝食ともう一食(基本的に夕食)が込みの料金
=demi board、demi pension、Modified American plan
Full Pension
(フル・ペンション)
三食付きの料金
=Full board、American Plan
Deposit
(デポジット)
予約金。海外のホテルではクレジットカードによるデポジット支払いが通常。
Rack rate
(ラック・レート)
客室の正規宿泊料金
Run of the house rate
(ラン・オブ・ザ・ハウス・レート)
Run of the house(ROH)とは、予約の際に客室の条件を希望しないことで、宿泊当日にホテル側が自由にAssignment(アサイン:部屋の割り当て)を行うことをいい、団体客などに使われる料金をいう。
Corporate rate
(コーポレート・レート)
法人契約の料金


実際に使われている単語なのか、英語表記をGoogle検索してみてください。なかなか英語圏のホームページが出てこない場合は、和製英語、もしくはほとんど使われていない言葉の可能性が高いです。また、検索するときに「画像」を確認してみるとよりイメージが掴めます。

日本人は発音しやすい単語を使って独自に和製英語を作り出すのが非常に得意です。時間がありましたら、キャビンアテンダント(CA)なども「Cabin Attendant means」のような感じで検索してみてください。たぶん、Cabin Crew と Flight Attendant をミックスしたのでしょう。ワンマンバスも画像で見ると面白いですよ。

error:
上部へスクロール