運送約款 国内航空運送約款「運賃及び料金」


航空券の運賃及び料金についてみていきましょう。この項は特に難し内容ではありませんが、一通り目を通しておきましょう。
運賃及び料金 |
1.旅客運賃は、出発地空港から目的地空港までの運送に対する運賃とする |
2.旅客運賃及び料金には、消費税(地方消費税を含む)が含まれている |
3.適用運賃及び料金は、航空券の発行日において、旅客が航空機に搭乗する日に有効な旅客運賃及び料金とする |
4.12歳以上の旅客に同伴された座席を使用しない3歳未満の旅客(幼児)については、同伴者1人に対し1人に限り無料になる(インファント:infant) |
年齢区分です。航空運送について、国内の鉄道やバスなどに規定されている小学生など児童に対する年齢の例外はありません。(12歳の小学生は除くなど)
年齢区分 | |
生後8日以上3歳未満 | 幼児 |
3歳以上12歳未満 | 小児 |
12歳以上(12歳の小学生も大人扱い) | 大人 |

他人の名前を利用したり年齢を偽ったり無効な航空券を利用したり、不正な方法により搭乗したことが発覚した場合、厳しい罰則規定が設けられています。
不正搭乗 |
旅客の不正により搭乗したことが発覚した場合、その不正に搭乗した区間の運賃・料金と、搭乗時にその区間に設定された最も高額な運賃・料金の2倍相当額を合わせた金額を支払う。 |
最後に、航空券の運賃及び料金を払い戻す期間です。ANAとJALでは払戻期間が違います。
払戻期間 |
当該航空券の有効期間満了後の翌日から起算して行う。 ANA:30日以内 JAL:10日以内 |