運送約款 国内航空運送約款「運送の拒否及び制限」




運送機関の中でも、航空輸送に関しては年齢制限や持ち物など、特に厳しい決まりや制限がかけられています。それでは、航空会社がおこなう運送の拒否や制限について詳しくみていきましょう。

運送の拒否及び制限
登場拒絶・降機
以下に該当すると認めた場合には、当該旅客の搭乗を拒絶しまたは寄航地空港で降機させることができる。
・その旅客の手荷物についても同様の取扱いとする
・払戻しのための「払戻手数料」は徴収されるが「取消手数料」については徴収されない
・上記の措置に加えて、⑤⑦の行為の継続を防止するため必要と認める措置をとるため、当該行為者を拘束することができる
1.運航の安全のために必要な場合
2.法令または官公署の要求に従うために必要な場合
3.旅客の行為、年令または精神的若しくは身体的状態が次のいずれかに該当する場合
①航空会社の特別な取扱いを必要とする場合
重傷病者または8歳未満の小児で付添人のない場合
③次に掲げるものを携帯する場合
武器(職務上携帯するものを除く:警察)、火薬、爆発物、他に腐蝕を及ぼすような物品、引火しやすい物品、航空機・旅客若しくは搭載物に迷惑若しくは危険を与える物品または航空機による運送に不適当な物品若しくは動物
④他の旅客に不快感を与え、または迷惑を及ぼすおそれのある場合
⑤当該旅客自身若しくは他の人または航空機若しくは物品に危害を及ぼすおそれのある行為を行う場合(拘束
⑥手荷物に関する規定に違反する場合
⑦会社係員(地上職員、客室乗務員)の業務の遂行を妨げ、またはその指示に従わない場合(拘束
⑧会社の許可なく、機内で、携帯電話機・携帯ラジオ・電子ゲーム等電子機器を使用する場合
⑨機内で喫煙する場合

 

以前は国際便でもチェックイン時に非常口座席をお願いされたこともありましたが、最近は歳のせいか全くお願いされなくなり、少し寂しい思いもしています笑 それでは、非常口座席について解説していきます。

非常口座席への着席拒絶
以下に該当する場合、非常脱出時における援助者の確保のため、旅客の非常口座席への着席を拒絶し、他の座席へ変更することができる。
・特別料金を支払って非常口座席を確保した旅客が以下に該当するために座席に座ることができない場合は、収受した特別料金を払戻し、また旅客が取消した場合にも取消手数料を徴収しない
1.満15歳未満の者
2.身体上、健康上またはその他の理由によって、非常脱出時における援助に支障がある者または援助することにより、旅客自身の健康に支障をきたす者(手足にケガを負っている旅客など)
3.会社の示す脱出手順または会社係員の指示を理解できない者(日本語が話せない外国人など)
4.脱出援助を実施することに同意しない者

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