海外旅行実務 出入国実務 「査証」




出入国実務 「査証」

査証とは

外国への入国に際して必要とされる証印のことで一般にビザ(VISA)と呼ばれる。旅券を検査してその旅券が正式かつ有効なものであることの確認と、その人物の入国と滞在を推薦するもので、入国先の領事館などが行う。査証によって入国の許可を約束された訳ではなく、入国するための要件のひとつとされているにすぎない。

 

査証(ビザ)の種類

ビザといっても、色んな種類のビザがあります。

1.入国回数型
  • 一時入国ビザ(Single Visa)
  • 数次入国ビザ(Multiple Visa)
2.入国型
  • 入国ビザ(Entry Visa)
  • 通過ビザ(Transit Visa)
3.滞在型
  • 観光ビザ(Tourist Visa)
  • 商用ビザ(Business Visa)
  • 就労ビザ(Work Visa)
  • 学生ビザ(Student Visa)
  • 公用ビザ(Official Visa)
  • 永住ビザ(Permanent residence Visa)
  • ワーキングホリデービザ(Working Holiday Visa)
ワーキングホリデービザ
  • 観光ビザと就労が認められているビザ。1980年にオーストラリアと日本の間で始まって依頼、2024年現在、29カ国と協定を結んでいる。
    (外務省ホームページ参照)

 

査証相互免除協定・査証免除

日本国との「査証相互免除協定」が結ばれた国が発行する有効な旅券(パスポート)を所持する者が、一定の目的(条件)で日本渡航をする場合、査証(ビザ)を取得する必要はありません。「査証免除

  • 日本国内で収入を得ないこと。(働く目的で訪日しないこと)
  • 滞在予定期間より、パスポートの有効期限が長いこと。
  • 日本への出入国を確認することができるチケットを所持していること。
  • 滞在予定期間が90日を超えないこと。
    ex.観光、短期商用(商談、市場調査、会議)、スポーツ競技会参加、大学受験、短期留学など

 

査証取得が必要な主な国 

アジア インド、カンボジア、ネパール、ミャンマー、スリランカ、パキスタン
中近東 サウジアラビア、ヨルダン、イラク
アフリカ エジプト、タンザニア、ジンバブエ
ヨーロッパ ロシア
オセアニア オーストラリア
オーストラリア
  • 観光であっても査証を取得しなければならない。オンライン上で申請し、発行される。(ETA)
ETAとは

電子渡航許可といい、オンライン上で査証(ビザ)の申請・取得をおこなうシステム。
(Electronic Travel Authorityの略)

 

査証取得が不要な国

 

電子渡航認証制度

日本人が観光目的で他国へ渡航する場合、査証(ビザ)が免除される国がほとんどですが、国によっては査証とは別に渡航前に「渡航の認証電子渡航認証システム」を受ける必要があります。認証により、渡航者が査証(ビザ)が免除されている国から数次入国(有効期間内は何度でも出入国ができる)を有料で取得する制度です。

 

ESTA(アメリカ)
  • 認証の有効期間:2年間(旅券の有効期間が2年以内の場合はその期間内)
  • 滞在可能期間:90日
  • 空路・船舶・陸路で出入国する場合に適用。(乗り継ぎも含む)
  • 家族・グループで申請可能(最大50人まで)
  • 滞在中に有効期間が切れる場合であっても、入国時に有効であれば、入国前に再取得する必要はない。
eTA(カナダ)
  • 認証の有効期間:5年間(旅券の有効期間が5年以内の場合はその期間内)
  • 滞在可能期間:6ヶ月
  • 空路で出入国(乗り継ぎも含む)する場合のみ適用。(航路・陸路は対象外)
  • 滞在中に有効期間が切れる場合であっても、入国時に有効であれば、入国前に再取得する必要はない。
NZeTA(ニュージーランド)
  • 認証の有効期間:2年間(旅券の有効期間が2年以内の場合はその期間内)
  • 滞在可能期間:3ヶ月
  • 空路・船舶で出入国する場合に適用。(乗り継ぎも含む)※陸路は物理上不可能。
  • 滞在中に有効期間が切れる場合であっても、入国時に有効であれば、入国前に再取得する必要はない。

 

確認テスト

確認テスト 海外旅行実務「査証・出入国手続」
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第4章 海外旅行実務 目次

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