海外旅行実務 出入国実務 「航空時刻表」

基本用語 | |
OAG(Official Airline Guide:航空時刻表) | フライトに関する様々な情報が掲載されている |
IATA | International Air Transport Association:国際航空運送協会 |
ICAO | International Civil Aviation Organization:国際民間航空機関 |
航空会社コード | 航空会社を識別するために付けられる固有のコード ・IATA(International Air Transport Association:国際航空運送協会)の発行する2レターコード ・ICAO(International Civil Aviation Organization:国際民間航空機関)の発行する3レターコード |
空港コード | 空港を識別するために付けられるコード ・IATA:3文字のコード、ICAO:英数4文字のコード |
所要時間 | 出発から到着までの総合時間(飛行時間と乗継時間の合計) |
「航空時刻表」には、運行便に関する様々な情報が記載されています。
OAG(Official Airline Guide:航空時刻表) |
①運行便(運行曜日、運行期間、使用機材、クラス) ②発着時刻 ③時差 ④飛行距離 ⑤発着空港、発着ターミナル ⑥空港情報(街の中心地までの距離) |

所要時間の計算方にはいろいろな方法がありますが、私個人の方法として例題を4つ作りました。あくまでも一例として参考にしてください。
所要時間の計算 |
手順 1.出発地と到着地のGMTの時差を計算する(出発地-到着地=時差)※「時差の計算」を参照 2.「到着時刻」から「出発時刻」を引く 3.2で計算された時刻に「時差」を足す 4.乗継がある場合は、乗継時間を足す ※例題4については、計算方法が異なる。 |
例題1) 成田-バンコク間の所要時間をもとめる。 ・成田発:6月1日11:00 バンコク着:同日15:30 ・GMT:東京(+9)、バンコク(+7)1.時差の計算をする(出発地-到着地) (+9)-(+7) =(+2) 時差:2時間 2.「到着時刻」から「出発時刻」を引く 3.2の所要時間に時差を足す |
例題2) バンコク-成田間の所要時間をもとめる。 ・バンコク発:6月1日7:35 成田着:同日15:45 ・GMT:東京(+9)、バンコク(+7)1.時差の計算をする(出発地-到着地) (+7)-(+9) =(−2) 時差:−2時間 2.「到着時刻」から「出発時刻」を引く 3.2の時間に時差を足す |
例題3) 成田-バンクーバー間の所要時間をもとめる。 ・成田発:6月1日16:25 バンクーバー着:6月1日9:00 ・GMT:東京(+9)、バンクーバー(−7)1.時差の計算をする(出発地-到着地) (+9)-(−7) =(+16) 時差:16時間 2.「到着時刻」から「出発時刻」を引く 3.2の時間に時差を足す |
例題4) バンクーバー-成田間の所要時間をもとめる。 ・バンクーバー発:6月1日13:40 成田着:6月2日15:25 ・GMT:東京(+9)、バンクーバー(−7)1.時差の計算をする(出発地-到着地) (−7)-(+9) =(−16) 時差:−16時間 2.バンクーバーが出発時刻13:40のときの成田の時間を調べる(出発時刻+時差) 3.成田到着時刻から2で求めた時間を引く |
確認テスト 目次