国内旅行実務 国内航空運賃「その他」

第2章「国内航空運送約款」でも解説しましたが、小児・幼児が搭乗する場合の取扱いについて説明していきます。JR鉄道やバスなどよりも厳格な制限が定められています。
年齢区分は以下のようになります。
年齢区分 | |
生後8日以上3歳未満 | 幼児 |
3歳以上12歳未満 | 小児 |
12歳以上(12歳の小学生も大人扱い) | 大人 |
この年齢区分を踏まえて、小児・幼児の取扱いについてまとめていきます。
幼児の取扱い |
1.3歳未満の幼児は、大人1人につき2人まで同伴することができる |
2.幼児2人のうち、1人は膝の上、もう1人は満2歳以上で座席の確保が必要になる(小児運賃) |
3.座席を必要としない幼児もチェックイン時に申し出なければならない |
4.生後8日未満の幼児は登場できない |
5.生後8日~2歳までの幼児は、単独で搭乗できない(12歳以上の付添人が必要) |
小児の取扱い |
1.3歳~5歳までの小児は、単独で搭乗できない(12歳以上の付添人が必要) |
2.6歳~7歳までの小児は、単独で搭乗が可能 ・申込書・同意書の提出 ・発着空港での見送り・出迎え |
3.8歳~11歳までの小児は、特に制限なし |