旅行業約款 手配旅行契約「契約の変更・解除」

前項に引き続き、募集型・受注型企画旅行契約と手配旅行契約の違いを学習していきましょう。

契約内容の変更
1.募集型企画旅行契約
常に団体で行動するツアーでは、一定の条件のもとに契約内容を変更することができる(旅行業約款 募集型企画旅行契約「契約の変更」を参照)
2.受注型企画旅行契約
募集型企画旅行契約と同様の条件のもとに契約内容を変更することができる
※ただし、募集型企画旅行契約と違い、旅行業者は、旅行者の契約内容の変更要求に可能な限り応じなければならない(旅行者からの依頼により作成した企画旅行のため)
3.手配旅行契約
旅行者は契約内容の変更を求めることができ、旅行業者は可能な限り応じる
※旅行者は、すでに完了している手配の変更には取消手数料や変更手数料を負担しなければならず、また旅行業者に対しても変更手続料金を支払わなければならない

例)
・ホテルの変更「〇〇ホテル⇒✕✕ホテル」(宿泊代:〇〇ホテル 10.000円、✕✕ホテル 12.000円)変更に必要な費用
1.〇〇ホテルの取消手数料
2.変更手数料(旅行業者へ)
3.〇〇ホテルと✕✕ホテルの宿泊料の差額(2.000円)

以上が契約変更の際に必要になる

「旅行者からの解除」と「旅行業者からの解除」についてみていきます。募集型企画旅行契約「契約の解除」の表を使ってパターンを整理してみましょう。

取消す人 時期
旅行者 1.旅行開始前
2.旅行開始後
旅行業者 3.旅行開始前
4.旅行開始後

募集型・受注型企画旅行契約では4つのパターンがありましたが、手配旅行契約では「旅程管理業務」がないことから、旅行業者の「旅行開始後の契約の解除」はありません。

旅行者からの解除
時期 内容 旅行者の負担
1旅行開始前 1.理由なく解除 ・提供を受けていないサービス(旅行開始前なのでこの場合はすべて)の取消料、
・取消手数料(旅行業者)
・旅行業務取扱料金(旅行業者)
2.旅行業者の責めに帰する事情で手配が不可になった 支払なし
2旅行開始後 1.理由なく解除 ・すでにサービスを受けた部分の費用
・提供を受けていないサービスの取消料
・取消手数料(旅行業者)
・旅行業務取扱料金(旅行業者)
2.旅行業者の責めに帰する事情で手配が不可になった ・すでにサービスを受けた部分の費用のみ
※取消料、、取消手数料(旅行業者)、旅行業務取扱料金(旅行業者)は支払わなくて良い
※損害賠償請求も可能
旅行業者からの解除
時期 内容 旅行者の負担
3旅行開始前
1.契約書面に記載した期日までに旅行代金を支払わない ・提供を受けていないサービス(旅行開始前なのでこの場合はすべて)の取消料、
・取消手数料(旅行業者)
・旅行業務取扱料金(旅行業者)
2.通信契約でクレジットカードが無効

確認テスト 目次

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