旅行業約款 募集型企画旅行契約「旅程管理」

企画旅行契約での旅行者と旅行業者の間で交わされる契約の内容は、①サービスを手配する義務②旅程を管理する義務 の2つでした。 ここでは、②の「旅程管理」について詳しく解説します。

企画旅行はその名の通り、旅行開始前に日程・場所等のスケジュールが決められていますが、すべてが計画通りに進むとは限りません。天候や交通事情によりスケジュールを変更しなければならない状況の時に、旅行業者はどういった対応をしなければならないのでしょうか。

旅程管理の業務内容
1.旅行中にサービスを受けられない恐れがあるときに、確実に受けられるため必要な措置を講ずる

必要な措置とは
・旅行業者は、契約内容に沿った旅行を行うために、可能な限り対応しなければならない。
例)ロープウェイを利用する予定であったが、強風により運転が中止になったため、バスをチャーターして目的地まで移動した。

2.契約内容を変更せざるを得ないときは、代替サービスの手配を行う
・可能な限り必要な措置を講じても、それでもやむを得ず契約内容を変更しなければならないときは、当初の旅行日程とできる限り同様のものとなるように、契約内容の変更を最小限にとどめるように努力しなければならない。例)彫刻の森美術館が設備の故障により急きょ休刊になったため、近くの岡田美術館に変更した。

最後に、残念ながら旅行中に病気やケガをしてしまった旅行者に対して、旅行業者はどのような対応をしなければならないか、またその際の費用は誰が負担するのか、確認してみましょう。

必要な措置とは
・現地の病院に連れていく、止血のために応急処置をするなど、状況に応じ必要な対応をすること
例)交通事故により重傷を負った(病院へ搬送、支払は旅行業者が一時負担し、後日請求した)
必要な措置を講じることがある - 保護が必要な状況ですが、義務ではないということです。人道的には義務のように感じますが「ことがある」で覚えましょう。状況によるということです。

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