国内旅行実務 JR運送約款「有効期間・払戻し」

乗車券の有効期間
・営業キロで計算する
・往復乗車券の有効期間は、片道乗車券の2倍になる
・連続乗車券の有効期間は、それぞれの区間の有効期間の合計になる
・普通回数乗車券の有効期間は、3カ月である
有効期間が1日のもの
大都市近郊区間相互発着の乗車券
大都市近郊区間:東京近郊、大阪近郊、福岡近郊、新潟近郊、仙台近郊
・自由席特急券、急行列車の自由席グリーン券
・普通・快速列車の自由席グリーン券
100㎞まで(片道) 1日
101㎞~200㎞(片道) 2日
201㎞~400㎞(片道) 3日
401㎞~600㎞(片道) 4日
601㎞~(片道) 以降、200㎞ごとに1日ずつ増える

払戻し
乗車券の種類 払戻条件 払戻手数料
普通乗車券
急行券
自由席特急券
特定特急券
自由席グリーン券
回数券
定期券
使用開始前で有効期間内 220円
立席特急券 発車時刻まで
指定席特急券
指定席グリーン券
寝台券
座席指定券
乗車日の2日前まで 330円
前日から発車時刻まで(団体は2時間前まで) 料金額の30%(最低330円)
・払戻手数料は大人・小児同額 
・2種類の料金券(一葉券)(特急券とグリーン券又は寝台券、急行券と指定券など)を払戻すときの手数料は、指定席料金の分のみの手数料が発生する。
・往復乗車券と連続乗車券は、あわせて1枚として手数料を計算する
・使用開始後の乗車券でも、未使用区間が100㎞を超えていて有効期間内であれば払戻しができる
・東北新幹線と秋田・山形新幹線区間の払戻しは、1枚分として計算する
・山陰・九州新幹線区間の払戻は、1枚分として計算する

過去問(平成28年)
次のJR券を4月10日に払いもどしした場合の払いもどし額について、正しいものはどれか。
ア.7,070円−220円−330円= 6,520円
イ.7,070円−220円−330円×2= 6,190円
ウ.7,070円−330円= 6,740円
エ.7,070円−330円×2= 6,410円

問題のポイントを整理すると、

この券は、乗車券と特急券、それにグリーン券が含まれており、特急券とグリーン券が一葉化されているため、取消手数料の対象は、有効期間内の乗車券220円とグリーン券330円になります。

以上から、 選択肢ア.7,070円−220円−330円= 6,520円 が正解です。

正解:ア


過去問(平成25年総合)
乗車券類の取り扱いに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
a. 函館・宗谷本線の札幌〜稚内間(営業キロ 396.2 km、運賃計算キロ 422.1 km)の片道乗車券は、3日間の有効期間がある。
b. 大阪近郊区間内相互発着となる大阪〜彦根間(営業キロ 104.5 km)の片道乗車券は、2日間の有効期間がある。
c. 自由席特急券は、営業キロが 100 km までは1日、100 km を超えるときは2日間の有効期間がある。
d. 普通回数乗車券は、1カ月間以内に限り有効である。

選択肢a. 函館・宗谷本線の札幌〜稚内間(営業キロ 396.2 km、運賃計算キロ 422.1 km)の片道乗車券は、3日間の有効期間がある。

そのとおり。有効期間の計算は営業キロを使うため、この場合は400㎞で3日間です。

選択肢b.阪近郊区間内相互発着となる大阪〜彦根間(営業キロ 104.5 km)の片道乗車券は、2日間の有効期間がある。

大都市近郊区間の有効期間は、距離に関係なく1日ですので間違いです

選択肢c. 自由席特急券は、営業キロが 100 km までは1日、100 km を超えるときは2日間の有効期間がある。

自由席特急券の有効期間は当日限りなので間違いです

選択肢d. 普通回数乗車券は、1カ月間以内に限り有効である。

普通回数乗車券の有効期間は、3ヶ月間ですので間違いです

正解:a


確認テスト 目次

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