国内旅行実務 JR運送約款「総則」

「国内旅行実務」JR「JR旅客運送規則」の項目について学習していきます。 このJR約款は、国内旅行実務の中で出題数が約5.6問で、国内地理に続いて多く出題される項目ですが、出題範囲にの割に学習範囲が広いという、ストレスのかかる項目でもあります。全問正解というより、むしろ半分以上取れたらOKというように気楽に学習していきましょう。

出題範囲と出題数(平成29年度)
項目 出題数(38問) 目標点数(64点)
国内地理 26問(各2点) 17問(34点)
貸切バス運賃・料金 3問(各4点) 2問(8点)
宿泊料金 1問(各4点) 1問(4点)
フェリー運送約款 1問(各4点) 1問(4点)
国内航空運賃 2問(各4点) 1問(4点)
JR運送規則 5問(各4点) 3問(12点)

国内旅行実務で得点率60%以上を取るためには、やはり「国内地理」が重要になってきます。国内旅行業務「国内地理」の練習問題を通勤通学などの隙間時間を利用して、苦手意識を持たず、毎日少しずつ学習していきましょう。 それでは、JR運送規則「総則」に入ります。

日本には全国6社のJRがあります。

JR北海道、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR四国、JR九州 (沖縄県は現在計画中)

これからよく使われる用語を以下にまとめました。

基本用語(JR)
運賃 出発地から目的地までの運送の対価。距離を基準に計算される。
料金 指定席、グリーン車、寝台車などのアップグレード(付加価値)に支払う金額
本州3社 JR東日本、JR東海、JR西日本
JR3島 JR北海道、JR四国、JR九州
幹線 主要な地域を結ぶ路線(時刻表は赤色
地方交通線 地方を結ぶ路線(時刻表は青色
新幹線 東海道、山陽、上越、東北(北海道)、北陸(長野)※山形、秋田は在来線扱い
在来線 新幹線以外のすべての路線
営業キロ JR各社が運賃計算に使用しているほぼ実際の距離
換算キロ 本州3社とJR北海道が利用する、営業キロに約1割を増した距離
(営業キロ120キロ⇒換算キロ132キロ)
擬制キロ JR四国とJR九州が利用する、営業キロに約1割を増した距離 
※換算キロと言い方が違うだけで、意味は同様。
(営業キロ120キロ⇒擬制キロ132キロ)
運賃計算キロ 幹線と地方交通線を通しで乗車するときの距離で、幹線の営業キロと地方交通線の換算キロ(または擬制キロ)を合計した距離
例)幹線の営業キロ:120キロ、地方交通線の営業キロ:50キロの場合
幹線の営業キロ:120キロ+地方交通線の換算キロ(擬制キロ):55キロ=運賃計算キロ:175キロ
基準額 本州3社とJR3島の境界駅を通しで乗車するときに基準となる金額
加算額 各JRの境界駅を通しで乗車するときに、基準額に加算される追加金額
境界駅 基準額と加算額が関係する境界駅
新青森(青森県、北海道-本州)、児島(岡山県、本州-四国)、下関・小倉・博多(山口県、福岡県、本州-九州)

JRの年齢区分は以下のようになります。

年齢区分
大人 12歳以上(小学生は含まれない)
小児 6歳以上12歳未満(6歳の未入学は含まれない)
幼児 1歳以上6歳未満
乳児 1歳未満
小児の運賃・料金
1.大人の半額(端数は切り捨て 155円⇒150円)
2.グリーン券・グランクラス、寝台券、乗車整理券、ライナー券、大人と同額
幼児の運賃・料金が無料となる場合
1.大人又は小児が同伴して自由席を利用(2人まで)
2.大人又は小児が同伴して特急寝台(A,B)を利用

幼児が小児扱いとなる場合
1.同伴する3人目以降の幼児
2.幼児だけで乗車(単独で旅行)
3.指定席、グリーン席、寝台を単独で使用 ※乳児も小児扱い
4.団体旅客として乗車(園児の旅行など)
個室寝台について
1.人数分の大人料金がかかる
2.小児、幼児も大人料金
3.2人用個室を1人で利用する場合も、大人2人分の料金が必要

乗車券の発売日は以下の通りです。

乗車券の発売日
指定券 始発駅出発日の1カ月前から発売

例)8月31日に乗車予定 ⇒ 7月31日から発売
※同一日がない場合は次の日になる
7月31日に乗車予定 ⇒ 7月1日から発売

団体乗車券 運送引受け後、始発駅出発日の1カ月前
その他 原則、搭乗日に購入できる。ただし、指定券を伴う場合は、指定券の発売日に購入できる。

確認テスト 目次

スポンサーリンク
レクタングル大
レクタングル大